スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    • 2013.07.18 Thursday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか

    ランス・アームストロングがドーピングを認めた。

    私は2005年、アームストロングの引退を喜んだ。私はアームストロングが好きではなかった。当時からアームストロングはドーピングしていると思っていた。アームストロングだけでなくUSポスタルチームの選手全員、またアメリカの有名選手が全員ドーピングしているという印象をもっていた。アームストロングをはじめハミルトン、ライプハイマー、ランディス…(実際この全員がドーピングしていた)
    特に2006年、ランディスが陽性を出しツール優勝を剥奪されて、その印象はますます強くなった。

    私は当時、特に自転車レースのファンというわけではなかった。ネットで情報収集したり雑誌を読んだりしていたわけではなかった。ただテレビで、それもさほど熱心にではなく、レースを見ていただけである。
    私にとってはアームストロングのドーピングはあからさまだった。

    だがアームストロングのドーピング疑惑を、一部のジャーナリストと一部の選手をのぞいて、誰も追及しなかった。

    アームストロングは、アメリカ人で、元世界王者、そしてガンを克服し復帰した選手だった。
    アメリカは、巨大な市場である。
    それだけで自転車界には十分、アームストロングを守る理由になったろう。
    アメリカは独自のスポーツ文化を持つ、ヨーロッパとは隔絶された世界である。アームストロングの物語は(アメリカ人が複雑なコンプレックスを感じる)ヨーロッパを舞台にした、アメリカ人によるアメリカンドリームだ。父親を知らない少年が独力で身を立て、ガンを乗り越え、偉大な勝者になる。アームストロングのストーリーはそれまで自転車レースに興味のなかった層をひきこむ大きな力になった。
    自転車界はアームストロングの存在で潤った。チームはスポンサーを、雑誌は部数と広告を、ジャーナリストは原稿料を、バイクメーカーは売り上げを、レース主催者は広告や放映権料を、ありとあらゆる方面が、特別な人気選手によって特需とも言える利益を得るのだ。
    アームストロングはガンから復帰した経歴のため、最初のツール勝利の時から既に巨大な存在だった。そしてアームストロングは「前人未到の7連覇」まで勝ち続けた。
    その間、黄色いバンドの数とともに嘘も膨れ上がっていった。

    アームストロングのドーピングを、多くの彼のチームメイト、チームスタッフ、監督、さらにUSAサイクリング上層部の人々、UCIの重役達が、知っていた。フロイド・ランディスが「こちら側」と表現した、内側の世界の人々が、知っていた。
    だが彼を告発するものはほとんどいなかった。アメリカ人唯一のツール勝者グレッグ・レモンは稀な例外である。
    レモンはそのために、自身のバイクブランドを失った。彼はトレックと提携し自身の名を冠したバイクを販売していたのだが、アームストロングのスポンサーとなったトレックは、レモンを黙らせようと圧力をかけ、最終的には契約を打ち切った。アームストロングはレモンを貶め、脅迫し、メディアに対し嫉妬深い狂人であるように演出した。
    アームストロングが初めてツールを勝って以来、トレックのロードバイクを買った人のうち、アームストロングの存在が購入に全く影響しなかった人はどれくらいいるだろうか?トレックにとってアームストロングはまさにブランドの顔だった。
    トレックにとって、またナイキに、オークリーに、アームストロングとLivestrongの全てのスポンサーにとって、アームストロングが英雄でいつづけることは、真実を明らかにしスポーツからドーピングをなくすことよりも重要だった。
    なぜなら彼らは「商売」をしているからである。
    アームストロングの7連覇が消えても、トレックの過去の売り上げが消えるわけではない。オークリーのアイウェアの売り上げが、ナイキが黄色いバンドを売って得た金が、ブランド露出がなくなるわけではない。

    そしてアームストロングを支持した多くのファンにとっても、自分が思いを託した英雄が英雄でいつづけることは、真実よりも好ましかったのだろう。
    残念なことだが、メジャーなメディアは広告主と読者の意向によって報じられる内容が決まる。広告主が許さない内容を報じることのできるメディアはとても限られている。読者からの抗議や脅迫が相次ぐような内容を報道することも簡単ではない。「商売」だからである。

    さらに、UCIにとってもアームストロングのような大スターは守るべき存在だった。従来の自転車界のリーチを越えた影響力を持つアームストロングを守るのは「自転車の普及」というUCIの至上命題にも一致する。そしてUCIはそもそもドーピングに対し拒否感を持たない。UCIで権力を握る、ドーピングを自転車レースの文化の一部とし健康や正気すら賭して過酷なレースに臨むといったスタイルを礼賛した世代は、ドーピングを「外向きの問題」としか思わない。スポンサーを失う、観衆やメディアから批判を浴びる、人気を失う、IOCから非難されるといった外からの圧力なしには、UCIはドーピングに取り組めない。アームストロングと同じく、彼らは根本的にはドーピングを「悪いことと思っていなかった」のだ。

    UCIはアームストロングに便宜をはかり、ドーピング陽性をもみ消すなどの不正を行った。それはUCIという組織にとっては自然なことだったのだ。彼らにとって時代のスターを守ることは自転車競技を守ることだった。

    当時のUCI会長へイン・フェルブルッヘンはUSポスタルチームの運営組織の出資者であるトム・ウェイゼルの投資銀行に口座を作っていた。チームぐるみでUCIと癒着し、便宜をはかられていたと思われる。またUSAサイクリング内も金銭関係上アームストロングの影響下にあった人物で固められていた。

    アームストロングはテレビ番組での告白で、「それは完璧なストーリーだった。それがずっと続くと思っていた。」と語った。
    多くの人がアームストロングのストーリーを守ろうとしたため、そのストーリーを崩そうとするものは大きな反発を受けた。

    アームストロングはガンから生還し復帰したことで、特別な存在になった。彼の経歴とチャリティが、「キャンサーシールド」とも呼ばれる、アームストロングを守る盾を生み出した。ツール勝利を重ねることで彼のストーリーの市場価値は高騰し、「キャンサーシールド」は金の力が加わり厚くなった。
    その盾はアームストロングのドーピングを隠し続けた。
    その盾は、完璧な英雄物語を希求する人々の弱さで出来ていて、その人々のもたらす金で丁寧に補強され続けた。




    アームストロングのドーピングを長いこと追及しつづけたジャーナリスト、デイヴィッド・ウォルシュは、アームストロングが断罪される日が来るとは思っていなかったと言う。アームストロングはあまりに巨大であり、アームストロングを信じる人はあまりに多く、アームストロングを守る金はあまりに潤沢だった。
    だが「カムバック2.0」から、変化が始まった。
    アームストロングはツールで負けた。一方、ドーピングに対する世間の目は厳しさを増していた。
    復帰の年、ウォルシュと同じくアームストロングのドーピングを長いこと追及し批判してきたポール・キメイジは、アームストロングを面と向かって「自転車界のガン」と呼んだ。
    この時既に、キメイジを支持する人が相当数いた。ウォルシュの本やベッツィーの証言、マイク・アンダーソンの裁判記録、フランキー・アンドルーとヴォーターズのやりとりなどを知った一部の自転車ファンたちは、アームストロングがドーピングしていることを、この時既に確信していた。
    そうした人々はもはや、アームストロングのストーリーを守ることはなかった。むしろキメイジと同じように、アームストロングを公然と批判した。
    その中でフロイド・ランディスが、自身とUSポスタルチームのドーピングを全て告白した。


    アームストロングの終わりは、ランディスが証言したとき始まった。
    フロイド・ランディスは全てを知っていた。そして、失うものが何もなかった。チームも、金も、名誉も、何もかも既に失っていたランディスを止めるものはなかった。
    だがランディスの証言だけでアームストロングを引きずり下ろすことは難しいと思われていた。アームストロングはランディスを嫉妬にかられた嘘つきの狂人であり信頼性のかけらもないと評した。これについてはアームストロングは妥当なことを言っていた。ランディス本人が自分のドーピングを長年否定し法廷で戦い無実を訴えてきた「嘘つき」である。
    だが、USADA、そしてFDAは、動いた。ランディスの証言は、それまでバラバラだったピースをつなぎ、USポスタルチームの組織的ドーピングのシステムを描き出していたのだ。

    USポスタルチームは、公的組織であるUSポスタルサービスがスポンサーをしていたチームだ。チームが組織的にドーピングを行なったならスポンサー契約違反であり、国は不正に使われた公金を回収しなければならない。
    FDA(連邦食品医薬局)のジェフ・ノヴィツキーはそれまでにもドーピングを扱った辣腕と言われる捜査官だった。組織的ドーピングだけではなく、資金洗浄や違法な薬物流通など様々な疑惑が持ち上がる中、ノヴィツキーはヨーロッパ各国当局を含む多方面から証拠を集め捜査を進めた。その動向が報じられる中で、旧USポスタルチーム関係者たちから、二つの動きが始まった。
    一つはブリュイネールやヒンカピーの、アームストロングを擁護しようろする動き。ヒンカピーは引退を予定していたが、王者アームストロングの腹心というプロフィールを守ろうとしていた。また依然アームストロングと親しく、友人であった。
    もう一方は、待ち受けた機会がやってきたことを感じた人々だった。

    ヴォーターズとスリップストリームの選手たちは後者だった。彼らは長いこと、自分たちのドーピングを明かす機会を待っていた(ヴォーターズは匿名で明かしたことがあった)。自転車界に身を置き生計を立てているため自主的に告白し全てを失う選択は取りがたかった。だが彼らは機会を待っていた。彼らはドーピングを憎んでいたのだ。
    彼らは自分に注射針を刺すのを、薬を隠し持つのを、身体に薬物を入れることを憎んでいた。嘘を言い続けることに苦しんでいた。単独で告白すれば個別の事案としてアンドルーのように切り捨てられシステムを変えられないことを、アンドルーとともに匿名で告白を行ったヴォーターズは知っていた。ドーピングを止め、自分たちや他の選手がクリーンにレースできるチームを作りながら、彼らは全ての嘘を終わらせ、過去を過去にできる最も効果的な機会を待っていた。


    連邦捜査によって召喚され大陪審で証言した選手と関係者たちは、FDAの捜査が突然、何らかの理由(アームストロング側からの政治的圧力ではないかと疑われている)で打ち切られた後に、USADAに対し再び証言をした。
    USADAのトラヴィス・タイガートは連邦捜査の打ち切りで事件がUSADAの手に戻るやいなや、スピードをもってことを進めた。
    USADAには強制力はないが、先立ってランディスと同じく多くの事情を知るタイラー・ハミルトンが公に告白をし、ピースは既にほぼ揃っていた。事態の流れはすでに明らかだった。現役の選手たちはその年のオリンピック選考を辞退した。

    USADAはアームストロングにも証言するよう求めたが、アームストロングは拒否した。
    後日告白時、アームストロングは、この時USADAに応じておくべきだったと述べている。
    USADAは協力しなかった者を容赦なく裁いた。アームストロングはほぼ全てのリザルトの剥奪とWADAコードを採用する全ての競技(今日では実質、まともに競技が行われるほぼ全てのスポーツだ)からの生涯追放という処分を受けた。
    アームストロングは異議を申し立てなかった。その後、USADAが多数の関係者の供述書を含む詳細な理由書を公表すると、ほぼ全てのスポンサーがアームストロングを見捨て、アームストロングはLivestrongから去らなくてはならなくなった。




    アームストロングの主な「失敗」を三つ並べる(もちろんドーピングしたことが根本的な失敗だが)。

    ・USポスタルチームが公的機関にスポンサーされたチームであったことを軽視していたこと。国家機関の捜査という、スポーツ界の権力では対抗しきれない事態を招いた。また社会がドーピングに持つ圧倒的な嫌悪感も軽視していた。

    ・自分を無敵と信じ他人を顧みなかったこと。ランディスという危険を放置し無下に扱い、復讐に近い告発を招いた。多くの友人や関係者を裏切り傷つけたことで社会的な評価を下げ、世間に悪人と扱われる原因を作った。

    ・ドーピングと嘘に対する罪の意識を持たず、それを理解できもしないこと。そのために「内側」では大っぴらにドーピングを行い、自分以外にもドーピングを強制した。ドーピングにモラル上の問題を持つ人間にもドーピングを強制したために、ヴォーターズのスリップストリームのような反動が生じた。ドーピングを憎む人々の動機を理解せず、疑惑を追及する人々と和解できなかった。






    ドーピングを認めたテレビインタビューの最後に、インタビュアーのオプラ・ウィンフリーが「あなたの奥さんの言ったとおり、真実があなたを自由にすることを願うわ」とアームストロングに言った。「真実が自分を自由にした」とは、ドーピングを告白した多くの選手が告白後に言った言葉だ。

    だがアームストロングは自由になれただろうか?

    いいや。彼は真実を信じてはいない。彼は2009年以降のドーピングを否定し、最後にドーピングしたのは2005年であるとした。番組を見た多くの人が、これを信じなかった。アームストロングは以前の妻で3人の子供の母親であるクリステンが、現役復帰するならドーピングするなと求めたため、その約束を守ったのだと主張した。

    USADAの公表した供述書には、クリステンがチーム内で薬物を配布するといった協力をしていたことが記されている。またアームストロングが異議を申し立てなかったUSADAの決定では、血液プロフィールなどの証拠から2009年以降に血液ドーピングがあったと断じている。もしアームストロングが、他の訴訟や8年の通常時効といった理由からでなく2009年以降について無実を主張するなら、USADAに対してするべきであった。 USADAの詳細な証拠に反論の余地がなくとも、この件を深くは追わない一般の視聴者向けに自分はクリーンにツールを走ったこともあるのだと主張しているようにしか見えなかった。







    アームストロングは2005年のツール勝利後、以下のようなスピーチをした。

    「最後に、自転車レースを信じない人々に言いたい。皮肉屋、猜疑心に満ちた人々、わたしはあなたがたを残念に思う。あなたがたが大きな夢をみることができないこと、奇跡を信じることができないのが残念だ。これは偉大なスポーツイベントであり、あなたがたはこのアスリートたち、この人々を信じるべきなのだ。わたしは生涯ツール・ド・フランスを愛し続けるだろう。そこには何の秘密もない。これは最も過酷なスポーツイベントであり、ただ渾身の努力が勝つ。ゆえに、ツールよ永遠なれ。」


    今となってはbullshit以外の何でもないアームストロングの言葉を、私は彼に返したい。
    「自転車レースを信じないあなたに言いたい。ドーパー、嘘を嘘とも思わない人、わたしたちはあなたを残念に思う。あなたが真実と自由の価値を信じることができないのが残念だ。自転車レースは単なるスポーツイベントではない。あなたにはクリーンなアスリートたち、真実とともに生きる人々を傷つける権利はない。人々は生涯ツール・ド・フランスを愛し続けるだろう。そこにある秘密は全て暴かれ、渾身の努力が勝つツールが取り戻されるだろう。ゆえに、ツールよ永遠なれ。」

    The last thing we'll say to you who don't believe in cycling, you the doper, you the liar: We are sorry for you. We are sorry that you can't believe the value of truth and freedom. A race is not just a race. That is not just a sporting event and you should had known that. You have no right to harm the clean athletes, and you can't destroy the people who stand for the truth. We'll be fans of Tour de France as long as we live. All the secrets there will be revealed, and it will be won by hard work in future. So vive le tour, forever.
    0

      スポンサーサイト

      0
        • 2013.07.18 Thursday
        • -
        • 21:01
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        同感ですね。

        しかし、アームストロングだけじゃなく、ヨーロッパの選手も信じられない。ツールの不信感は払拭出来ないですね…毎年、楽しみにしていたのに残念です。ツール自体、信用出来ないスポーツになってしまいました。
        • ヒゲ
        • 2013/02/19 7:30 PM
        ヒゲ さん
        もちろんヨーロッパにもドーピングしていた・している選手は沢山います。ツール含め古くからの自転車レースは、歴史と言ってよいほど昔からドーピング以外にも様々な不正が行われてきました。
        それは結局、過酷なレースをするなかで、楽をしたい、ズルをしたいという誘惑に勝てない者がいるという、人間として当たり前のことでもあります。
        ドーピングのような不正はプロスポーツでは決してなくならないでしょう。犯罪がなくならないのと同じです。

        自転車界の内部にもドーピングを憎んでいる人は沢山います。彼らは自分や仲間の仕事(チーム、スポンサー、レース…)を守るために秘密を守ることと、自分のモラルに従うことの間でいろいろな葛藤を抱えてきました。
        ツールを、自転車競技を信用する必要はありません。ただ、正しい選択のために道を拓こうとしている人々の努力を信用してみてください。犯罪がなくならないのと同じくらい、そういう人々も決していなくなりません。
        • やじうま
        • 2013/02/27 3:57 PM
        コメントありがとうございます。

        一部の選手の不正で、全体を否定的に見るのは良くないですね。私も、正しい頑張ってる選手を応援続けていきますね。

        なんか楽しみになって来ました。

        今年のコンタドールや若手勢の戦いが早く見たいですね。毎年この時期は、寝不足です(笑)

        • ヒゲ
        • 2013/03/15 4:14 AM
        私がツールを見るのをやめたのは、「誰が見てもわかる」ランスのドーピングだけがなぜか見逃されて、ランスのライバルや、ランスのチームを離れた選手たちが次々とドーピング違反で処分されていったことからです。

        ランスの不正が暴かれて、ようやく、「スポーツの未来」を信じる気持ちが復活してきました。

        スポーツは、金だけではない、勝利だけではない、ということを、信じ続けていきたいと思います。。。
        • 表現としての買物
        • 2013/05/18 2:31 PM
        説得力のない文章ですね
        貴方がアームストロングを以前からドーピングを疑っていたのは何故ですか?
        その点について言及されていないため、後づけの感が否めません。
        『誰からも見て』なんてusadaの意見が出たあとに言っても意味があるんですか?
        後からであれば何とでもいえますよね?
        • firstday
        • 2013/06/07 11:23 PM
        表現としての買物 さん
        ウルリッヒ、ハミルトン、ランディス…本当に「ランス以外の全員」というように次々と表舞台を去っていきましたよね。
        アームストロングが裁かれる日が来るとは期待していなかっただけに、希望を感じます。

        firstday さん
        別に私が世界で初めてアームストロングを疑った人間ではないですよ。
        グレッグ・レモンの発言、デイヴィッド・ウォルシュの著書(LA Confidentiel)や新聞・雑誌の報道、関係者の証言の内容を知っていれば当時から「誰からも見て」だった、と思います。
        「当時」はアームストロングの引退時です。LA Confidentielが出版されたのが2004年で、その内容の大半をアームストロングはオプラとのインタビューで事実と認めました。
        あとはUSADAの報告が出る前の2012年2月に私が訳した記事でもご覧下さい。 http://yajiumadeg.tumblr.com/post/17810365179/3
        • やじうま
        • 2013/06/27 7:46 PM
        べつにツールドフランスの連中がなにやってようが我等にはとやかく言う権利も立場も実力もない。そんな余計な横やりより足元の日本のロードレースは本当に白なのか?明らかに不自然な体のやつとかけっこういる。
        検査のない草レースの方が無法地帯だ
        • Takashi Chiba
        • 2013/09/28 2:10 PM
        ほんと上に同意。
        こんなん挙げてなにがしたいんだかね…
        憂さ晴らしなのかな?(笑)
        • やじ
        • 2013/12/24 12:01 PM
        素晴らしい記事であるのに、くだらないコメントが数件ついていて残念ですが、お気になさらないでください。くだらないというか、一体彼らが何を言いたいのかまったくわかりません。例えばfirstday氏について言えば、やじうま氏がここで「アームストロングのドーピングを知らなかったのに知っていたふりをすること」に何の意味もなく、そんなくだらない詐称をするはずがないのに、なぜかそこにつっかかっており、完全に的外れで批判にもなっていないと思います。彼が小学生並みの思考力/読解力しか持っていないと考えでもしない限り、まったく意図すらわかりません。
        くだらないコメントにかかずらわうのはこれくらいにして。

        >だが「カムバック2.0」から、変化が始まった。
        >アームストロングはツールで負けた。

        とありますが、勝ち続ける英雄であるアームストロングが負けたこと、それが彼の偶像にひびを入れ、大きな嘘が暴かれる遠因になったとも考えられ、興味深いですね。

        >ドーピングを止め、自分たちや他の選手がクリーンにレースできるチームを作りながら、彼らは全ての嘘を終わらせ、過去を過去にできる最も効果的な機会を待っていた。

        ヴォーターズの"How to Get Doping Out of Sports"も読みましたが、カッコよすぎますね…
        「全ての嘘を終わらせる」、素晴らしい表現だと思います。
        • sd
        • 2014/01/22 6:04 PM
        あまり詳しくはありませんが、私はアームストロングさんの影響でロードに興味を持ち、最近はトライアスロンを始めて再度アームストロングさんの存在にフォーカスが当たりました。

        競技人としては明らかな失格者だと思います。

        エンターテイナーとしてはある意味一流であったのかもしれないと思います。スキャンダルも名誉も話題性は抜群です。最近で言えばふっくん夫妻とか。

        しかし違法性は明らかであり、経済的制裁やその他の制裁も当然として受ける必要があり、必然性を持って現在はそうなっているのだと思います。

        ただ、彼が残した成果によって現状の業界が潤っている部分も当然あるはずであり、少なからずその恩恵によって間接的に獲得する事になっている金品等もあるからこそ、利益を享受している人達はその点についても理解した上で発言しているか否かは極めて重要な気もします。少なからず私は彼の存在によって多くのお金をこの世界に落としている1人です。

        現状の私にとってのアームストロングは、単純に「速く走れる人の姿としてのモデル」であり、現在でもドーピングしているかもしれないですが、それも含めて興味関心の対象ですので、つまりは私にとっては総合的に楽しませてくれる存在であります。

        グレーのウェアで走ってたのとか、メッセージ性だったのかも知れないですが、素人なりにグレー選手はもっと小さな大会レベルでもいるかも知れない世界であると理解した上で、トライアスロンライフを楽しんで行きたいと思います。私の場合はトライアスロンは健康維持目的ですので、身体に悪そうなドーピングは無縁な世界です。

        色々と参考になりましたのでコメントしました。

        失礼致します。
        • ハーコンセン
        • 2014/06/01 12:01 AM
        アームストロングの件は難しいですね。
        あの時代の著名選手は全員が間違いなくやっていたわけですし、グランツールに出場できる実力の選手もアウトでしょうから。

        EPOや血液ドーピングのVO2maxが15%、極度の疲労状態に至るまでにかかる時間が50%増加になるといった圧倒的なパフォーマンスを考えれば、クリーンな状態では彼らの足元にも及びつかないでしょうし、同じレースを走ることすら困難でした。

        自分のドーピングを否定している元選手達や、「ばれた選手」を非難している選手達はこれだけの状況証拠がある中で、なぜ自分達の行為を自白しないのか理解できません。

        自転車競技業界がクリーンになるためには全員が自分の胸に手を過去の行為を打ち明ける必要がありますし、彼ら全員がその勇気を出してくれることを願っています。
        • ぼのぼの
        • 2014/07/28 12:41 AM
        こんにちは。
        私も、ほのぼのさん同様、ドーピングの問題はアームストロングを排除することで解決したとも思いません。僕自身は2001年までレースをしていた身ですが、海外のチームに所属したことのある選手はエスポワールでも上の方に行くと大体EPO使っているという話でした。私はインデュラインもドーピングの恩恵を受けていた蓋然性が非常に高いと思いますし、インデュライン後のプロライダーはほぼ黒だとおもいます。もちろん、EPOの使い方程度にはかなり差があったとは思いますが。
        今、自転車界は綺麗になったか?それはわかりません。ただ、綺麗になったと信じる材料がないのが少々残念です。
        • 元ぺーぺー実業団ライダー
        • 2014/09/22 1:24 PM
        感覚的なものだが、自分はランスを信じる。
        不正をする動機は色んな要因や要素が有る。全てが悪とは思わない。もっと言わせて貰えば不正が悪とは限らない。正義が悪の場合も有る。表に出ない悪も。
        • 匿名
        • 2014/12/16 8:07 PM
        ランス本人が悪いのではないです。
        ランスの周囲にいた人、すなわちドーピングをしていた事を現役時代から知っていた人々、その疑惑持っていたのに何もしなかった関係者、あるいは自転車ファンが罪です。
        その環境が魔薬(ドーピング)だったんです。
        ランスがドーピングをやめる事が出来ない理由です。
        自分の勝利が世界に与える影響、それ考えると
        被害者を演じているUCIですら
        それを容認していたのに
        UCIのメンツが悪くなるとあっさり裏切る
        もし批判を書くなら自転車業界全てを批判しないと
        おかしいし
        あまりにもこのページが右翼過ぎます。
        • m&m
        • 2015/03/14 12:53 AM
        ブランドiPhone6/6plusケース,iPhone5/5sケース,iPad airケース,galaxyケース激安銀座
        http://www.umseek.com
        http://www.konaseven.com
        http://www.gookopi.com
        http://www.bothseek.com
        http://www.graseek.com
        http://www.6scase.com
        http://www.5scase.com
        アームストロングがドーピングで記録剥奪されたのは知っていたがその背景は全く知らなかったので、少し参考になりました。

        ただ途中から保険をかけつつも、糾弾したものは正義でドーピング強要させられてた、アメリカのアームストロング側が悪だと強調したいだけな印象を受けました。

        ドーピングに手をだしたけど告白した人たちって贖罪であって正義じゃない、持ち上げすぎです。アームストロングが悪いそして嫌いと言う結論のための記事じゃないですかこれだと。

        最後にはヨーロッパに蔓延っていたドーピング文化はアームストロングが持ち込んだと言いかねない悪感情を感じられました。もう少し全体のドーピングを踏まえてアームストロングを切って欲しかったです。
        • ゴリラ
        • 2015/07/08 7:19 PM
        アームストロングはドーピング検査で陽性は一度も出ていない。ドーピングをしたという放送もやらせだし自転車のことを何も知らないあんたがこんなこと語るのは自転車やってる奴に失礼だよ
        • 名無し
        • 2015/07/11 2:05 PM
        2年も前に書かれた記事みたいですが、中々良かったです。ありがとうございます。

        私自身、大学で自転車競技をやっていて、かつ熱狂的なランスのファンだったんですが、一連のドーピング問題に興味を持ち、様々な本や記事、動画などを漁りました。今では「ランスのファンではあるけれど、自転車競技史上もっとも許しがたい選手」と思っています。

        ランスのドーピング問題を理解するのは簡単とは言えません。しかしそれにしたって、この記事の程度の内容で「右翼的だ」「ランスに批判的すぎる」と感じた人はさすがに不勉強だと思います。だってこの記事はあくまでUSポスタルのチーム内に焦点を当てて、コンパクトに話をまとめていますからね。黒幕の医師マイケル・フェラーリやヨハン・ブリュイネール監督、UCI元会長ハイン・フェルブルッゲンとの関係、それからフィリッポ・シメオーニやクリストフ・バッソンスに対する嫌がらせ、フランキー・アンドリューの奥さんに対する悪態まで書いたら、もう右翼どころの記事じゃ済まされません。Wikipediaのドーピング問題の記事をきちんと読み解いたら、ランスなんかズタボロに書かれてますからね。

        それから話が逸れますが、この記事の日本語表現に違和感を感じたという人は、もっと根本的なお勉強をされた方がいいですね。当然のことですが、この記事は翻訳した文章です。英語的な日本語になるのは仕方ないことであって、日本語をこれ以上に洗練しろというのは明らかなお門違いです。そもそも、英語すら読めない人はこういった記事に文句をつける資格すらありません。むしろ、こういう貴重な記事が存在することに感謝しなければいけませんね。

        よく分からないという人は、タイラー・ハミルトンが書いた告白本『シークレット・レース』をとりあえず読むことをおすすめします。ランスの牙城が崩れたきっかけと言ってもいい本です。

        2013年といえば、オプラの告白の動画も衝撃的でしたが、その直後に作られたドキュメンタリー映画『The Armstrong Lie』も凄く面白いので、理解を深めたい人にはオススメです。2009年の疑惑に関してもインタビューしている場面があるので必見ですね。モン・ヴァントゥ前のヘマトクリットの件は、納得しろという方が無理です。彼は間違いなく、未だに嘘を言い続けていると思います。

        バッソンスが言うように、ランスも「時代が生んだ被害者」なのかもしれません。そういうバッソンスの寛大な私見は、とても好感が持てます。しかし、だからと言ってランスを許して良いことには絶対になりませんね。
        • うm
        • 2015/10/07 1:25 AM
        最近、土井雪広さんが書いた『敗北のない競技』を読みました。
        もともとレース観戦や選手には興味がありませんでしたが、ますます興味がなくなっちゃいました。
        でも、彼らも仕事ですし、逆に可哀そうかな?
        • 通りすがり
        • 2015/10/20 10:56 PM
        >>日本語表現に違和感を感じたという人

        私のことを仰ってるんでしょうか
        印象というあいまいな言葉がいけなかったんですね。論法と言えばよかったです それでも不勉強不勉強とお叱り受けそうで恐縮してしまいますねウソデス

        あと恥ずかしながら翻訳前の記事はどこで読めるのか教えてください 何回か読みなおしたのですが原文のリンクなど見つけられませんでした。もうやじうまさんは更新されないようですし教えていただけると幸いです
        • ゴリラ
        • 2015/10/24 3:19 AM
        こんにちは。とてもいい記事ですね。

        先日「疑惑のチャンピオン」を見ましたが、ランスの狂気の闘争心と本来の弱さ、そして幾ばくかの自転車への愛を表現しているように思いました。いい映画です。

        彼らのせいで危うく自転車競技を崩壊させかねないほどのダメージを負ってしまいましたが、伝統と競技本来の持つ魅力が立ち直らせてくれると信じたいですね。
        • マグロ
        • 2016/07/25 12:44 AM
        コメントする








           
        この記事のトラックバックURL
        トラックバック

        search this site.

        ほんだな

        野次つぶやき馬

        selected entries

        archives

        recent comment

        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          マグロ
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          ゴリラ
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          通りすがり
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          うm
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          名無し
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          ゴリラ
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          コピーブランドバッグ
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          m&m
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          匿名
        • ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか
          元ぺーぺー実業団ライダー

        密林

        links

        profile

        書いた記事数:153 最後に更新した日:2013/07/18

        calendar

        S M T W T F S
            123
        45678910
        11121314151617
        18192021222324
        252627282930 
        << June 2017 >>

        mobile

        qrcode
        無料ブログ作成サービス JUGEM

        AD